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Surgery 乳腺外科

乳腺外科とは?

乳腺外科とは?

乳腺外科では、乳がんをはじめとした乳房全般の病気の検査・診断・治療に加えて、乳がん治療後の定期検診などを行います。
なお治療では、注射によるホルモン療法は当院の院内で、手術・化学療法(抗がん剤治療)については当院院長が出張したうえで「和歌山ろうさい病院」にて行います。

和歌山ろうさい病院で治療を行う際も、和歌山ろうさい病院の医師と当院院長、主治医2名体制でサポートいたしますので、どうぞご安心ください。

乳がんの早期発見・早期治療のために

がん予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事が大切で、肥満や糖尿病は乳がんリスクでもありますので適度な運動を行い、適正体重を維持することが効果的といわれています。しかしながら乳がんには、現在確実かつ有効な予防法というものが確立されていません。一方で、早期発見、早期の適切な治療によって、根治できる可能性が高いがんです。日頃から自分の乳房に関心を持ち、乳房を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」といい、これは乳がんの早期発見・診断・治療につながる、女性にとって非常に重要な生活習慣です。

  1. 自分の乳房の状態を知るために日頃から自分の乳房を見て、触って、感じる(乳房のセルフチェックを行う)
  2. 気をつけなければいけない乳房の変化を知る(しこりや血性の乳頭分泌など)
  3. 乳房の変化を自覚したら、すぐ医療機関へ行く
  4. 40歳になったら定期的に乳がん検診を受診する

早期発見・早期治療に繋げるために以上の4つの項目を実践し、「ブレスト・アウェアネス」を是非とも身につけていただき、40歳以降の2年に1回の対策型乳がん検診(問診・マンモグラフィ検査)、あるいは一人ひとりに合った自費での乳がん検診を、積極的に受けていただくことをおすすめします。

自費の検診では患者様に合った検査を組み合わせます

自費の乳がん検診では、3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)、超音波検査(エコー検査)などを、患者様一人一人に合わせ、必要に応じて組み合わせて提案します。
もし疑わしい病変が見つかった場合には、すぐに診察に切り替え、組織診(針生検)へと移行できます。

この柔軟性とスピード感が、自費の検診の良さでもあります。

乳がんの検査方法は?

女性の検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師が
マンモグラフィを担当

当院のマンモグラフィ検査は、経験豊富な女性の検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師が担当します。
マンモグラフィ検査に対して抵抗感がある方もご安心ください。スタッフは院長以外、全員女性です。

女性放射線技師からのひとこと

「安心してマンモグラフィ検査を受けていただけるように声かけをしながら検査をさせて頂きます。痛みや疑問に思うこと、不安に思うことなどがあればなんでも遠慮なくお話下さい。少しでも患者さんに寄り添える医療を提供できるよう努めていきたいと思います。」 

女性スタッフ(受付・看護師)たちからのひとこと

「当院に来院されるすべての方に、安心して診察・治療を受けていただけるように笑顔でお迎えいたします。治療が必要となった場合にも、当院の理念でもある乳がんになっても明るく元気に、その人らしくをモットーに、お一人お一人に寄り添ったサポートをおこなっていきたいと思います。地域の皆様により近い存在として少しでも患者さんとの距離を縮めて、ちょっとしたことでも聞きやすい、ちょっとした心配事でも受診しやすい、ここにきてよかったわと笑顔で思ってもらえる、そんな雰囲気を作っていけたらと思います。」

マンモグラフィ検査

マンモグラフィ検査

乳房専用のレントゲン検査です。
透明の板で乳房を挟んで撮影します。
手で触ってわかる“しこり”になる前の、早期の乳がん(非浸潤性乳管がん)を発見することが可能です。

超音波検査(エコー検査)

超音波検査(エコー検査)

被ばくの心配が一切ない、超音波を使った検査です。
妊娠中でも安心して受けられ、痛みもありません。

特に、しこりを伴うタイプの乳がん(非浸潤性乳管がん)の発見に有効です。

乳がんの治療方法は?

最適な局所療法と全身療法を組み合わせて治癒を目指す

乳がんの初期治療(乳がんと診断され、最初に受ける治療)には、手術、放射線治療、薬物療法(化学療法・内分泌療法・分子標的治療薬)があります。がんの性質や進行度、患者さんの状態や、希望に合わせて手術、放射線といった局所療法と薬物療法による全身治療を組み合わせる集学的治療で、乳がんの再発を抑え、完治させることを目的として治療します。乳がんと診断されても、慌てず、まずはがんの性格や広がりを正しく評価し、最も適した初期治療を落ち着いて選択することが大切です。

乳がんのセルフチェック

乳がんは、セルフチェックによって発見が可能であるがんです。
月に1回程度で結構ですので、ご自身で乳房の状態を確認してみてください。

セルフチェックの方法

入浴時にチェック
(※石鹸をつけるとチェックしやすいです)
  • 乳房を指の腹で押し、「の」の字を書きます。この時、しこりはありませんか?
  • 乳首をつまんだ時に、血・膿のような分泌物が出ませんか?
鏡の前でチェック
(両腕を上げて行います)
  • 左右の乳房で、大きさや形に違いはありませんか?
  • 乳房にくぼみ、引きつった様子はありませんか?
  • 乳頭のくぼみ、肌荒れなどはありませんか?
仰向けに寝てチェック
  • 乳房の外側や内側、腋の下にしこりはありませんか?
  • 乳頭から、分泌物(血・膿のようなもの)が出ていませんか?

※背中の中心に丸めたタオルや枕を敷くと、横になりながら胸を張る形になり、チェックしやすくなります

どんなタイミングでチェックすればいい?

乳腺がやわらかくなる月経後は、セルフチェックがしやすい時期と言えます。
また、「毎月1日はセルフチェックをする」とルールを決めておくのもよいでしょう。

いずれにせよ、1ヶ月に1回程度のペースを保つことが大切になります。定期的に行うことで、より変化に気づきやすくなります。

 

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